IoPageLockLimit値でファイルアクセスの高速化
IoPageLockLimit(I/Oバッファサイズ)を調整し、パソコンのパフォーマンスが向上する。向上するでは語弊があるので、向上するかもしれません。
I/Oバッファサイズとは、データの入出力を意味します。バッファサイズとは、データを一時溜る場所とかデータの塊とかの意味。合わせれば、データを読み書きする際に一時的にデータを溜めて置く場所。遣り取りするデータの大きさを意味します。
そもそもファイルアクセスとは、メモリとデバイス(HDDなど)間で遣り取りされるそうだ。高速処理なメモリとメモリより速度が劣るデバイスが直接遣り取りしたのなら当然デバイスが「参った!」って事になります。其処で、クッション的な役割でIoPageLockLimit(I/Oバッファサイズ)があるようです。
ヤモメ流(私の事)にIoPageLockLimitを喩えれば、駐車場の誘導員とも言いましょうか。誘導員の能力(人数)に因って、車の入出がスムーズになったり混んだりする訳ですから。
IoPageLockLimitの設定値(最適値)とは何処を如何探しても一致した答えはありません。
検索結果・書籍での合意点
1.初期値は128MBのメモリで設定されている。
2.入力はB(バイト)数で入力する
3.512MB搭載メモリなら「2000000~4000000」(*)が適宜。
4.1GB以上搭載メモリでも「8000000」(*)が適宜。*1MB=1024KBの計算だと多少の誤差があります。
IoPageLockLimitとは、ぶちゃけ言うと1回のファイルアクセスでは効果が無い。同じファイルに複数回アクセスする事で効果が出る。そういう設定とも記述があります。
IoPageLockLimit(I/Oバッファサイズ)の設定方法
操作キー
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet
\Control\SessionManager\MemoryManagement
設定値
IoPageLockLimit
例えば4MBを設定する場合、4x1024x1024=4194304となり、IoPageLockLimitの値のデータに4194304(10進法)と入力する。
IoPageLockLimitの最適値
個々の環境に因って異なるとしか言いようがありません。
1.最初は低い設定値から始める。
2.ベンチマークやファイルコピーを数回試行する。
3.設定値を変えて↑2の操作を繰り返す。
4.測定結果から最良の設定値を自己責任で固定する。
以上の事から、かなり地味で根気の要る設定ですwww。其れで居て此れ!って体感的な効果が見えない設定です。好きか、暇な人でなければ無理なんじゃないかなぁ…私も含めてですけど…(汗。
試行錯誤が好きな方、時間がある方は御試し下さい。検索すると、64MBを設定している方も居られるようです。
検証方法の一例
・4GBファイル(DVDデータ)を他のドライブにコピーする時間(複数回試行)。
・ベンチマークでのHDDアクセス速度結果。
以上を2MB・4MB・6MB・8MB・16MB・64MBの各設定値で試行。尚、ファイルは同一のもので、キャッシュ(IoPageLockLimit)を有効にする為、各数回は試行。
私の検証では、8MB(8388608)でのパフォーマンスが最良の結果。無闇に高い数値を設定(16MBとか32MB)してみたが、パフォーマンスは向上しない結果ですw。
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<追記>
IoPageLockLimitは”骨折り損の...○○”設定と判断し、現在は設定していません。![]()
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コメント
早速のお返事ありがとうございます。
それと、検証ご苦労様ですw
自作の際にはこのページにずいぶんとお世話になりましたので、たまたま目にした情報だったのですが、コメントさせていただきました。
これからも参考にさせていただきます。
ではでは。
投稿: とおりすがり | 2008年11月 5日 (水) 23時00分
貴重な情報有難う御座います。
御指摘頂いた書籍は未確認ですが、”効果はない”の記述には同感ですw。
本文でも書いた通り非常に地味な検証を行わなくては為りません。
其の反面、苦労した割には”劇的な高速化”は得られませんでした。
云わば、骨折り損の何とやら...(笑。
近く御紹介の書籍を一読してみたいと思います。
投稿: 管理人 | 2008年11月 5日 (水) 08時33分
こんにちは~。
ネットにはいろんな情報があって便利なんですけど、信用度も低いですよね。こちらのページでは書籍などでも確認されたようですが、2008/11/15のPCfan(P.45)では次のような記事が載ってました。
「IOPageLockLimitの設定項目はWindows2000(SP1)で廃止されてしまったので効果はない」
この書籍が間違っている可能性もありますが、ちょっと確認が必要ですね。
他にもAlwaysUnloadDLLの項目も95/NT4.0世代の設定項目で、XPではスルーされるようです。お時間がありましたら、調べてみてください。最近は簡単に情報の配信ができるようになりハードルが低くなった反面、間違った情報も流れやすくなっているように感じます。
ご迷惑かと思いましたが、ちょっと耳に挟んだので~
ではでは。
投稿: とおりすがり | 2008年11月 4日 (火) 23時39分