WinflashとRBEでATI RadeonのBIOSを書き換える/サブモニターの「ちらつき」を停止。
Radeon HD5830のCatalyst更新で、メモリクロックがダウンクロック。
お陰でサブモニターが「ちらつく」不具合が再発。前回同様にProfiles書き換えを試行するが改善できず玉砕。苦渋の決断でWinflashとRBEを使いATI RadeonのBIOSを書き換えてみる。ρ( ̄∇ ̄o) コレでメモリクロックが固定される筈なんですが。
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手始めに少々薀蓄。
ATI Radeonのデュアルモニターでサブモニターが「ちらつく」原因はメモリクロックのダウンクロック。
ビデオクロック&メモリクロックが負荷に応じて変動するのは省電力化仕様で周知。ところが、メモリクロックが下がり過ぎてデュアルモニターだとパワー不足って話。
解決方法はシングルモニターにする(笑)って無理なんでメモリクロックのダウンクロックを止めるしかありませんね。
前回はAMD CatalystのProfilesを書き換えた。でも、Catalyst12.xだと通用しません。今回はWinflashとRBE(Radeon BIOS Editor)を使ってATI RadeonのBIOSを書き換えメモリクロックを固定しサブモニターの「ちらつき」を停止してみる。
『Winflash』と『RBE(Radeon BIOS Editor)』はフリーソフト。
自己解凍式なのが(^O^)ウレシーーー!!。DLして解凍すれば直ぐに使える。
<注意>
自己責任での作業は勿論ですが、すべてのATI Radeon、すべてのAMD Catalystで通用するとは限らないらしい。あぃ、書き換えできない場合もあるって事です。
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1. WinflashでデフォルトのBIOS設定を保存。
2. RBE(Radeon BIOS Editor)で保存した設定を開く。
3. 必要な箇所を変更し上記とは別の名前を付けて保存。
見ての通りデフォルト設定ではアイドル時と思われる[Clock info 01]のメモリクロックが極端に低い。今回は一律1000MHzに設定して試行。
4. Winflashで変更した設定を開きプログラムボタンを押して書込み。
5. 再起動すると設定した通りに為るらしい。
で、如何よ。
メモリクロックが固定されました。
アイドル時(低負荷)ビデオクロック(GPU Core Clock)はダウンクロックしていますが、メモリクロック(GPU Memory Clock)はRBE(Radeon BIOS Editor)で変更した設定です。
サブモニターの「ちらつき」が停止したのは言うまでもない キリッ。
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