【備忘録】奥仲麻琴 出演舞台『帰郷』観劇に涙
『』劇団CATMINT#13
『帰郷』
2017/12/01(金) ~ 12/05(火)全8公演
中目黒キンケロシアター
東京都目黒区青葉台1-15-11
【キャスト】
宮原将護 奥仲麻琴 須藤茉麻 大平隆行 秋葉友佑 服部武雄 吉野紗織 拝田ちさと
藤代海:C 菊川はる:C 家守健斗:M 牙琥翔(α-X’s) 響(α-X’s):M 寺田御子 宇野康洋 下出宗次郎 滝佳保子
【あらすじ】
1943年夏、鉄道職員の加藤武志(宮原将護)のもとに臨時召集令状が届く。
身ごもる妻ゆき子(奥仲麻琴)に必ず帰ると約束をして故郷を発つが一時帰宅をも許されない程に戦況は悪化していき、武志は満州へと配属されていった。終戦の時をむかえ武志は妻とまだ見ぬ息子に会える喜びを秘め帰還につくはずだった。
しかし...運命は残酷にも家族をさらに引き離していく。
夫の帰りを待つ妻ゆき子、現地で武志を救い献身的に看護する女性エレーナ(須藤茉麻)、生存を案じる戦友、そして帰郷を願う武志、それぞれの人生は戦争という時代に翻弄されていくのである。(劇団CATMINT Official websiteより引用)
チケットは先行予約です。
な、なんと下手最前列の配席に (^人^)感謝♪ まこん(=奥仲麻琴)の熱演を目の前で観劇できて昇天させて頂きました。
奥仲麻琴 出演舞台『帰郷』観劇
劇団CATMINT#13
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役作り半端やない。
この髪型は舞台『帰郷』で演じる「加藤ゆき子」だ。
ヨーグルトよりヨーグルトアイスのがすき、ヨゴリーノ知ってる??? pic.twitter.com/3zfKb3rxYw
— 奥仲麻琴 (@maccon1118) 2017年11月20日
閉話休題
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第二次世界大戦当時の話。夫が出兵し(配属先は満州) 終戦を迎えるが日本へは安否不明のまま15年の月日を経て復員...と言う話だが、そんな簡単に語れる話じゃないんだよね。神推し奥仲麻琴の贔屓目線でネタバレ。
妻ゆき子(奥仲麻琴)は夫の加藤武志(宮原将護)の出兵を身重ながら見送る。 無事に終戦を迎えるが夫の安否は不明のまま。 終戦後の生活は厳しく加藤家の家も借金の形で人手に渡る。 其れを救ったのが、同居する武志の弟の修二(響/菊川はる)。 修二に好意を寄せる財閥御令嬢の洋子(寺田御子)との婚姻を理由に加藤家は買戻しされる。 処が新婚新居と為る加藤家では義母の加藤ふみ(滝佳保子)との同居のみ。義姉ゆき子には仕事先と住居を斡旋。事実上の追い出しである。其れでもゆき子は笑顔で洋子に感謝の言葉を残し、息子の大志と共に加藤家を後にするのである。
同じプラチナムの御子さんと。
御子さんとお話し出来るようになって密かに嬉しいのです。
ほんと綺麗なお姉さま、て感じです。
本日も帰郷の稽古行ってきます。 pic.twitter.com/ccwrodJVhG— 奥仲麻琴 (@maccon1118) 2017年11月26日
舞台初日まであと2日ということで、出演者の方々と撮った写真を載せていこうと思います。まずは同じ事務所のかわいいかわいいまこっちゃん。休憩中はずっとくっついています。
🎫 https://t.co/QrNKT5xhR3 pic.twitter.com/2OffjRcSoN— 寺田御子 (@teradamiko) 2017年11月29日
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夫の加藤武志は満州で終戦を迎え捕虜となる。日本への帰国だと乗せられたのは不運にもシベリア抑留へと向かう地獄行きの列車だった。事態を察した武志達は列車からの脱走を図る。重傷を負いながらも祖国への帰郷を夢見て逃走するが、某一軒家の前で行き倒れてしまう。運よくも家人のエレーナ(須藤茉麻)に発見され献身的な看護で一命を取り留める。脱走兵と言う身分に怯え当局の追跡が家人に及ぶ事を危ぶみ家を出ようとする武志をエレーナは引き止める...。
茉麻ちゃんと。
作品では絡むところはなかったけど
茉麻ちゃんとお話できて楽しかった☺️ pic.twitter.com/ly1qz5nkIx— 奥仲麻琴 (@maccon1118) 2017年12月6日
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チョッと余談。
冒頭から付箋が貼られ中盤当りから徐々に回収されてましたね。観劇した皆さん取り溢しありませんか。※芦澤二等兵、芝原二等兵が逆かも知れず申し訳ありません。
①戦地で武志が芦澤二等兵、芝原二等兵、と歌った歌。サビの歌詞を芝原が間違えるが、妻が歌ってた通りだと言い張る。⇒ ゆき子の新居の隣人「澄子」。戦地から夫の帰りを待つ身だが、時折口ずさむ歌が芝原の歌った歌詞のまま。
②ゆき子の新居の隣人「澄子」。当時の日本人には高級とされた菓子等をゆき子達に振舞う。⇒ 米軍キャンプ内に於いて米軍相手のサービス業に従事し生計を営んでいた。
②戦地での遺品の交換。芝原二等兵から託されたのは久保田伍長。⇒ 復員し芝原家を訪ねるが、時既に遅く妻の澄子は新しい人生へ旅立ったあとでした。
③共産主義教育。シベリア抑留者へは共産主義教育が徹底して行われた模様。生き残る為にはフリをしてでも賛同するしかなかったようだ。⇒ 復員した芦澤が一見し普通に見えたが、マルコスを賞賛した場面には驚いた。(管理人は反共産主義を称える訳ではないので悪しからず)。
シベリア抑留 と言うワードで検索すれば、知らされない事実に驚愕する。対アメリカとの太平洋戦争については数多く表面化されてるのにね。対旧ソ連との話が表沙汰に為り難いのは何故だろう。
舞台は終盤。
旧ソ連で暮らし始めて15年が経った或る日。残留日本人調査隊(記憶が不詳)により日本への帰国が叶う事になった武志。祖国への帰郷を心から喜び見送るエレーナ。
15年振りに復員した武志。妻ゆき子と初めて対面する長男「大志」との幸せな生活な日々。エレーナとは手紙で連絡を取り合い続け、其れをゆき子はまるで自分の事の様に温かく見守る。
運命の悪戯かエレーナには秘密があった。武志の子供を宿して居たのです。独り生む決意をするが、其の事を武志に告げず文通する日々。
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其れを心配したエレーナの友人(実際にはエレーナに好意を寄せる幼馴染)。エレーナに成り済まし子供の事を武志に知らせます。其れを知った武志は激しく動揺し悩むのです。
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「帰郷」全公演無事幕を閉じました。
この時代のこと考えさせられることが多く、ゆき子を演じさせて下さったキャットミントさん、拝田さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
ご来場下さった皆さま本当にありがとうございました。
#帰郷 pic.twitter.com/7Pjtn7zSK8— 奥仲麻琴 (@maccon1118) 2017年12月5日
— 奥仲麻琴 (@maccon1118) 2017年12月6日
そしてたくさんの心のこもったお花もありがとうございました。
本当に嬉しかったです、ありがとう。 pic.twitter.com/3ILJ5DqkEe— 奥仲麻琴 (@maccon1118) 2017年12月6日
【備忘録】
奥仲麻琴 出演舞台『帰郷』観劇に涙
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さぁ涙腺破壊のラストです。
凡てを察した妻ゆき子が下した決断とは...
記憶をREBORNしての記述。
台詞通りではありませんので悪しからず。意味が伝われば幸いです。
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私は充分に幸せです。
(故に)
彼女の元に
帰郷してあげて下さい。
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うーん・・(〃 ̄ω ̄〃ゞ ひと其々。
個人的には「生みの親か、育ての親か」の論議に辿り尽いた。記事中かなり割愛しているが、お前それは無いだろう...的な場面は随所にあるよ。誰が悪人で誰が善人とかじゃない。戦争と言う状況下、皆が其々生き延びる為に正しいと思った選択をしたまでかと思う。兎に角、ゆき子って役がめっさ強いわ。
こんな大役を頂けた事に(^人^)感謝♪
大役を演じきった神推しに(人-)謝謝(-人)謝謝ですね。
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